今回まとめる内容は、おもに国語 敬語(尊敬語)まとめです。この内容は、勘違いしやすく、見極めにくい内容です。しかし、この内容は、テストに出ることがあり、出た場合でも、比較的点数が取りやすいのが特徴です。しかし、このような単元で間違えると差が大きくなるため点数が取れる単元は最大限取っていきましょう。なので今回は、敬語(尊敬語)の内容を、例文を出しながらゆっくりまとめていきます。
敬語
敬語とは、話し相手や第三者に対する丁寧で改まった言葉づかいで、おもに、先生や目上の方などに使います。その例として..
- 例
1.私は今年の春にこの高校を卒業します。
2.あなたは〇〇さんの電話番号をご存知ですか。
3.私達があなたのお宅へ伺います。
この3つのようなものを敬語と言います。
尊敬語
尊敬語とは、聞き手や第三者の動作を高めて表現する敬語。
- 例
1.料理をたくさん召し上がるお客様だった。
2.料理をたくさん食べられるお客様だった。
3.料理をたくさんお食べになるお客様だった。
4.料理をたくさんお食べのお客様だった。
このように尊敬語には4つの種類があります。なので今回は、それぞれの4つを1つずつまとめていきます。
1.尊敬の意味を持つ特別な動詞を使う。
- 「食べる」という動詞を「召し上がる」という敬意を含んだ特別の動詞に変えて表現する。
- 例..いらっしゃる=行く・来る・いる
- なさる=する
- おっしゃる=言う
2.助動詞「れる・られる」を用いて敬意を表現する。
- 尊敬の助動詞「れる・られる」を用いて敬意を表現する。
- 例..来られる=来る
- 歌われる=歌う
3.「お..になる」「お..なさる」を使う。
- 聞き手や第三者の動作を「お(ご)+動詞になる」の形に変えて敬意を表現する。
- 例..お笑いになる=笑う
- ご心配なさる=心配する
注意「お(ご)..になる(なさる)」を使うときは、動詞も改まった形に変化することが多い。
- 例..ご覧になる=見る
- おいでになる=来る
4.接頭語・接尾後を使う。
- 「お食べの」「お客様」のように接頭語「お」や接尾語「様」をつけて敬意を表現する。
- 例..お父さん=父
- ご旅行=旅行
- お嬢様=娘
まとめ
今回まとめた内容は、敬語(尊敬語)まとめでした。この内容は、テストで出題されることも多く、この内容が一番といえるほど得点が取りやすいです。しかし、何度も練習しないと覚えにくいので、何度も練習して完璧にしてテストに臨みましょう。