今回まとめる内容は主に、生物どうしのつながりです。この単元は、単語の量が多く覚えるのが難しいです。しかし、テストには多く出題され点数も取りにくい単元です。なので、今回は生物のつながりの単元の基礎を最後までしっかりまとめていきましょう。
基礎復習
まず初めに基礎の復習から勉強していきましょう。
食物連鎖
- 生態系
生態系とは、ある環境とそこにすむ生物を一つのまとまりのこと。 - 食物連鎖
食物連鎖とは、生物どうしを「食べる・食べられる」という関係で見たとき、これらの関係を線でつないでいくと、鎖のように見えるこれを食物連鎖という。 - 生産者
生産者とは、生態系において植物などの、無機物から有機物を作り出す生物のことです。また、水中では植物プランクトンが主な生産者である。 - 消費者
消費者とは、おもに、生産者が作り出した有機物を食べる生物のことで、バッタから鷹、人間まで幅広くあてはまる。また、食した有機物はその動物の体に取り込まれその動物が生きていくためにエネルギーとして利用される。 - 食物網
食物網とは、生物と生物を「食べる・食べられる」の関係を一対一で結んでいくとみられる網目状のもの。 - 生物濃縮
生物濃縮とは、レイチェル・カーソンが出した1962年に出した「沈黙の春」という著書の中で訴えたもので、農薬が生態系に与える危険性をかいている。また生物を取り巻く環境より高い濃度で体内に蓄積されることを生物濃縮という。
微生物
- 微生物
微生物とは、物質が自然界を循環するうえで最も大切な役割を持っている生物であり、人間の肉眼では見ることができない微小な生物である。また、微生物は、土の中の小動物が食べ残した落ち葉やくっさた植物、動物の死骸を食べている。 - 菌類
菌類とは、微生物の中に含まれるものでありカビやキノコなどが属する。 - 細菌類
細菌類とは、菌類と似ていて、微生物に含まれるものであり、乳酸菌、納豆菌、大腸菌などが属する。 - 分解者
分解者とは、生態系において生物の死骸やふんなどの、生物から出された有機物を無機物まで分解する働きの生物を分解者という。基礎問題
最後に基礎問題をして完璧にしましょう。
(1)ある環境とそこにすむ生物を一つのまとまりにしたものの名称をこたえよ。
(2)(1)の中での生物どうしの関連を「食べる・食べられる」という視点でとらえたとき、その関係を線でつないでいくと、鎖のように見えてくるつながりの名称をこたえよ。
(3)(1)において、植物などの、無機物から有機物を作り出す生物の名称をこたえよ。
(4)(1)において、動物などの、(3)が作り出した有機物を食べる生物の名称をこたえよ。
(5)(2)の関係が、複雑に入り組んだ編み目のようになっているものの名称をこたえよ。
(6)ある物質が、生物を取り巻く環境より高い濃度で体内に蓄積されることの名称をこたえよ。解答
(1)生態系
(2)食物連鎖
(3)生産者
(4)消費者
(5)食物網
(6)生物濃縮まとめ
今回まとめた内容は主に、「自然界のつながり」でしたが比較的に簡単でした。しかしテストに出題されることは多いので完璧にしましょう。